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AASパーティー「フラムドールのある家」に参加しました|BAL活動紹介 補遺

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8月24日、アサヒ・アートスクエアで開催されたロングパーティー「フラムドールのある家」にWWFes事務局としてゲスト参加しました。これは、朝10時から夜の10時まで、アサヒ・アートスクエアのこれまでとこれからにかかわる人々を中心に、BGMが流れる会場の中で、フードやドリンクを囲んで、時間を共有するパーティー。「リビング」としてしつらえられた場で、アットホームでかつ、開放的な雰囲気のゆったりとした進行のなか、トークやライブが行なわれました。

「おしゃべりランチ」と題した、お昼の約1時間半に一人3分ずつマイクをパスして写真スライドを背景に行なわれた、ゲスト・ホストによる活動紹介の内容を、補遺として掲載します。WWFes事務局(BAL)の活動の導入として、2013年現在の記録として、ご覧いただければ幸いです。

●会場の模様はこちら>>



活動紹介

Whenever Wherever Festivalの創始

Whenever Wherever Festival(ウェン・ウェア・フェス WWFes)は、コンテンポラリーダンスのフェスティバルで、2009年から東京で毎年開催しています。2010年・2011年には、アサヒ・アートスクエアのパートナーシッププロジェクトに選出され開催いたしました。

フェスティバルを運営する組織、ボディ・アーツ・ラボラトリー(BAL)の発足は、ニューヨークで振付家として活動するディレクターの山崎広太が、「新人振付家のための育成プログラム」[●1]を企画し、トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクトのサポートを得て実現したことによります。

キュレーター制・リサーチ活動・言葉と身体

「新人振付家のための育成プログラム」は、事務局が選出したキュレーターのベテラン振付家が、新人振付家を選び、制作費をサポートされ、途中オープンリハーサルを経て2組が公演を行なうものでした。こうしたキュレーター制や、公演のみに力点を置くのではなく、制作プロセスを重視するプログラムが、フェスティバルの特徴です。

フェスティバルだけでなく、WEB上でも、アーティストがインタビューや批評・レポートを発信しています。これらのリサーチ活動は、振付を狭義のダンスではなく広義に捉えて、たとえばある振付はどこからきているのか?など、身体をめぐる地盤を言葉によって反省的に考察してみようという考えに基づいています。

WWFes 2013から2014へ

フェスティバルはパフォーマンスなどイベントと、ワークショップなどクラスから構成されています。2012年には初めて、ディベート中心のリサーチ型ワークショップ「アドベンチャー」[●2]を、ニューヨークとベルギーから招いたアーティストを講師に行ないました。

今年第5回WWFes 2013は、これまで実験してきた企画に基づいて「即興の再生」をテーマに、美術家や詩人らを巻き込んで開催します。東京森下で、10月の3週間に、約20のイベントと、7つのクラスを行ないます。批評家出身のスウェーデンの振付家マルテン・シュパンベルグも特別招聘します。また、舞踏の土方巽のテキスト『病める舞姫』からダンスを引き出す作品上演など「言葉と身体」も、フェスティバルに通底するテーマになっています。

来年2014年のWWFesは、4名のアーティストのキュレーター制により実施します。[●3]

(文責:印牧雅子)

●BALの活動歴はこちら>>


注.

[●1]スタジオシリーズ(のち、スタジオラボに改名)
第1回|キュレーター:手塚夏子/振付家:捩子ぴじん|キュレーター:厚木凡人/振付家:福沢里絵
第2回|キュレーター:笠井叡/振付家:北尾亘・吉田拓・岡本優|キュレーター:矢内原美邦/振付家:寺田未来
第3回|キュレーター:山田せつ子/振付家:倉田翠|キュレーター:東野祥子/振付家:新宅一平、ケンジル・ビエン
第4回|キュレーター:大橋可也/振付家:山田歩・唐鎌将仁

[●2]アドベンチャー(2012年5月15日, 16日, 18日, 20日)
講師:トラジャル・ハレル(NY、ヨーロッパを拠点に活動する振付家)、デイビッド・ベルグ(ベルギー出身の写真アーティスト)

[●3]WWFes 2014キュレーター
生西康典(演出家/美術家/映像作家)
大久保裕子(アーティスト/ダンサー)
大倉摩矢子(舞踏家)
田村友一郎(写真・映像)



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上から:
●rendance & 世代間の対話
●即興ストラクチャー公演 Now Here Dance
●WEB上のリサーチ・アーカイブ|●リサーチ型ワークショップ アドベンチャー
●エクスジェンジ公演 写真と身体|●土方巽「病める舞姫」テキストによる公演

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by bodyartslab | 2013-08-25 00:00 | Essay