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From the Horse's Mouthに参加して|2

山崎広太


翌日、このディレクターのRenataからニューヨークシティバレエの有名なダンサーが来ていたらしく、僕のことを、「彼は誰?Amazing」と言っていたらしいことを聞く。ちょっと嬉しかった。話は変わり、今年のニューヨークシティバレエは、一新した。たくさんの振付家を招待して、一人の建築家に対して、多数の音楽家、振付家が挑む新作が多い。個人的なこと、もう年だけど可愛いRenataを見ると井上バレエ団の藤井直子さんを思い出してしまうし、Wendyは評論家の児玉初穂さんを思い出してしまう。
二日目は、この主催者Jamieの2の空間移動の時に出演することになった。今日のドレスリハーサルでは、照明がなく、皆が明るい客席で見ているなかで行なわれた。初めて、僕のダンスを見る方も多くて、適当に力を抜いて踊っている僕のダンスに、皆が素晴らしいと言ってくれた。特に、Jamieから感謝された。また、ちょっと嬉しい。二日目は、最近振付家として台頭してきた、Monica Bill Barnesが参加していた(コケティッシュなステップを何度も練習していて、雰囲気的にも可愛い)。それと、この92Yのプログラマーである背の高い女性、Kathryn。それと僕のこの3人が揃うと内心いい雰囲気と思って何か作品ができるのではと勝手に思っていたのだが。でも、意識しすぎて、可愛いMonicaとは話せなかったのが心残りだった。

三日目は、僕の出演回数も多くなっている。ダンスの場所では、他のダンサーが絡んで来たり、その後は、男性だけのセクションになって、その時のスピーチも意外と長くなって、踊っている分には楽しいのだけど、ちょっと踊る時間が長くなった分だけ、振り乱し過ぎて失敗だったかもしれない。見ていないのだが、オランダに住んでいるザンブラーノのダンスがソウルで踊ることが話題になっており、そのように狂おしく踊る老人ダンサーのようなものにも、どうしても憧れてしまう自分がいる。

このように参加して、昔よりも力が抜けて、すっごく踊りやすくなった自分を感じた。軽くなって、身体は衰えているはずなのに何故だろう?と。終わって、パーティー会場に向かうため、男性ダンサー達と眺めた、雪に覆われているセントラルパークが美しかった。会場は、今回出演したあるダンサーの家でセントラルパークが一望できる部屋。たくさんの絵が掛かっており、ケータリングも入って、窓から月が映し出されて、Wendy、Deborah、Maureenも来ており、楽しい一晩だった。

一方、こういうプログラムが日本でできるのだろうかと思う。このように、あるお年をめした方々を中心にして、少し、今活躍している方々を混ぜる方向なのか? もしくは、いろんなジャンルの活躍されている方々で、このようなプログラムも行なうことができる。ただ確実にいえるのは、"A"セクションの1と2をリレーでできることは可能だと思った。多分、僕が10年前に見た作品はそうだった。それと、3、4は即興性が強くなる分だけ曖昧になるが、コミニティダンスとしては成り立つ。しかし、それだとTinaとJamieの真似になってしまう。日本でのコミュニティダンスとして、じっくり考えたいところだ。多分、前者をやるつもりで、頭をひねって少しずつ動いていきたいと思っています。
Tina、Jamie、そして参加して人たちに感謝しています。

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【関連サイト】
http://www.horsesmouth.org/
http://www.92y.org/


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by bodyartslab | 2010-03-06 00:00 | Essay