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Burt Supreeさんについて、Deborah Jowittさんと仲間たちのレクチャー

山崎広太

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山崎広太です、今、アメリカ、バーモント州のベニントン・カレッジで4月中旬まで教えています。

3月7日、40年"Village Voice"で書いていた、Deborah Jowittさんのレクチャーがありました。内容は、もう亡くなったジャーナリスト、Burt Supreeさんの紹介でした。Burtさんと共に、アートジャーナリズムに関わってきた、彼を偲ぶ仲間たちは、もう、みんな、白髪の老人です。

Burtさんの批評はダンスが解らない人でも、想像力を掻き立ててくれる批評が多いとのこと、彼の批評がダンス作品も創れるほどの、リズム感があるとのこと。英語だし、読めないんだけど。そして老人達で、彼の文を採集して、後世に残そうとしている姿に、とてもいいものを感じました。老人たちで編集しているからデザインもカッコ悪く、微笑ましい。いいデザインがあったら、意見をいってちょうだい、と生徒やレクチャーの聴講者によびかけていました。

Burtさんは、アーティストと多く交流し、アーティストから学ぶことによって、彼のスタイルができた、ってことも、言っていたような。一人の批評家の活動を後世に残すという作業も、日本にあっても然りなのかな? そしてBurtさんのような勇気ある批評家も出て欲しいと思いました。

Deborahさんに、生徒から、会の終りに、「私達が、アート・ジャーナリストに対して協力できることはありますか?」という質問がありました。 「ダンスは、社会的にも、小さい世界なので、少しでも多くの人が評論を読んで欲しい。そして、ダンスの話題が日常に交わされ、人から人に伝わってほしい。」とのことでした。そんなこと思うと、ダンスの言葉が、もっと社会に溢れなければいけないと思いました。
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by bodyartslab | 2009-03-16 08:48 | Essay